3月に入り、すっかり春めいてきた。
何気なく、天気が良かったので車で山の方にドライブにでかけた。
加治川右岸の県道から小戸集落の入口付近にさしかかったとき、前に見た覚えがない石造物が3基並んでいた。
川原石が並んでいたのでもしかしたら、中世板碑の可能性もあると思い車を路肩に寄せて、みてみることにした。
石祠の前に西からキリーク、中央がバン、東側にバンが彫られていた。蓮台部分がおしくも地中に半分ほど埋没し
詳細不明である。中央のバンの下の中房には○に点が彫られているのがわかる。埋没部分が詳細明らかになればさらに検討を加えて訂正もあるかもしれないが、概ねいずれも14世紀第2四半期頃のものか。
気になるのは、どこから持ってきたのか?興味が尽きない。

中世板碑全景

キリーク(西側)

中央 バン


